お世話になっております。
エアコンクリーニング技術研究所の岩根です。
今回のメルマガの内容は、「冬にエアコン使う方必見!使い方間違えるとカビ発生機になります!」ということでエアコンと加湿器についてお話していきたいと思います。
最近加湿器の使い方を間違えて、エアコンがカビ発生機&カビまき散らし器になってるかたがとても多いので、冬場にエアコンと加湿器を併用しようと思ってる方はぜひ最後まで読んでください。
冬場はただでさえ乾燥しやすいのに、エアコンを使うと、さらに乾燥しますよね?
そこで加湿器を併用される方も多いと思います。
問題はこの加湿器を置く場所なんです。
皆さんはどこに置いてますか?
まさかまさか、エアコンの真下などにおいてないですよね?
エアコンの真下において使ってる方は、一度エアコンの中を覗いてみてください。おそらくカビ発生機になってます。
これ実は、すごくこの使い方をされてるかたが多いのです。
あるお客様に聞いたら、TVで専門家がエアコンの下におくと良いっていってたって聞いたのですが、その専門家というのはなんの専門家なのでしょうかね。
エアコンの専門家なのでしょうか・・・
たしかに、理屈で考えたとき、部屋全体の湿度を効率よく上げるのは、エアコンの下に置くのがいいでしょう。エアコンの風に乗って部屋全体にいきわたりますからね。
もしこういった理由で、その「専門家」のかたがエアコンの真下に加湿器をおくといいといってたのなら、エアコンのことを何もわかっていないド素人です(笑)
では、なぜエアコンの真下におくとカビ発生機になるのでしょうか?
それは、「エアコンというのは使用中、常に暖房運転をしているわけではないからです」
これすごく重要です。
エアコンの室内機から常に暖かい風が出ていたら、エアコンの真下に加湿器をおいてもカビ発生機にはなりにくいかもしれません。
しかし、エアコンにはサーモオフという機能があります。
「サーモオフ」とは・・・部屋の温度がリモコンで設定した温度になると、暖め過ぎない(冷やしすぎない)ように室外機が停止して、室内機が送風運転状態になるのです。(もしくは室内機も停止します)
特に最近の住宅は断熱性能も向上してますので、部屋の温度が下がりにくく、サーモオフする時間(送風運転状態)が長いのです。
その送風運転状態でエアコンの真下に加湿器を置いたらどうでしょう?
加湿器の蒸気をもろにエアコンが吸って、エアコンの中が超ムレムレ状態になります。もう想像つきますよね?
なので、エアコンの専門家からの立場で言わせていただくと、加湿器をおく位置はなるべくエアコンと離したほうがいいということになります。
エアコンをつけてれば部屋のなかに空気の流れが生じてますので、エアコンから離しておいても、その部屋の広さに対応した加湿器なら十分循環するはずです。
もし、それでもとおっしゃるのであれば、サーキュレーターや扇風機を使って循環させたほうがまだいいと思います。
もしくは、最近だとダイキンなどから湿度を調整できるエアコンなんかも発売してます。
(ダイキンさんはこの湿度調整にすごく力をいれてエアコンを開発されてるようなのでお勧めです)ただ、高い・・・・
エアコンの真下に加湿器を置くと、本当にエアコンの中がひどいことになるので、ご注意してください。
私は、理屈上でこのようなことをいっているのではありません。
私が実際にエアコンクリーニングにお伺いした先での実体験としてお話してます。
今回のお話が、皆さんが快適な暮らしを実現するために、少しでもお役にたてたなら幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは次のメルマガで!
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